品川駅港南口にて
今日のお題は「お肉を食べることについて その2」です。興味ない方はスルーしてくださいね。




本日有給休暇をいただきまして、朝の9時からJR品川駅港南口駅から5分にある、東京都中央卸売市場食肉市場へ見学に行きました。

先日話した社会科見学先です。
最近は総合学習という時間を使って、全国から中学生や小学生も見学に来るそうです。
牛のセリの見学は予約制です9:00〜。豚のセリはガラス張りの部屋から下を覗くようにして見学できます。これは自由に見れます13:00〜。お肉の情報館も予約しないでも見学できます。

「お肉の情報館」の開館について

私は予約をして、牛のセリの見学と「食肉市場とと畜解体」のビデオを見ました。お肉の情報館と豚のセリも少しだけ見ました。

朝の品川駅は通勤客で混雑しておりました。品川は再開発をして、駅や駅周辺はビルが立ち並びおしゃれな感じです。外国人やこれから新幹線に乗るのか大きなカバンを持った人も目にします。

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そんな華々しい場所を過ぎると、食肉市場センタービルがあります。
2001年12月に完成した新しいビルですよ。事務所へ行って係の人を呼んでから見学スタートです!!

1.荷物を置いて、白衣に着替えて移動
2.靴を脱いで長靴に履き替え、不織布の帽子をかぶります。
3.衛生のために、強風を当てて埃をとり、手を洗ってからアルコール消毒します。長靴も消毒液につけたところを歩きます。

4.そしていよいよ巨大冷蔵庫の中です。う〜さむっ!!枝肉と呼ばれる半分切りした状態の牛肉が天井のレールをつたって、ぶら〜んと運ばれて行きます。注意散漫だと危ないです。この牛肉は既にセリがかけられた後なので、セリ落とした業者の冷蔵庫へ運ばれて行きます。(東京都は業者に場所をテナントとして貸しています)

5.そしてここがセリをしている場所です。

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アナウンスしている人
手前にあるのは、おみやげ。セリ落としてくれた人へその地方の果物などをおまけでつけてくれるのです。イチゴなどありました。

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セリにかけられていく、枝肉。手前にいるのは許可された中卸業者や売買参加者の人
牛の格付けランクは15段階あって、A-5が最高ランクでC-15が一番下です。Aランクは黒毛和種といわれる霜降りお肉です。下の方は交雑種や乳牛(ホルスタイン)だったりします。セリは安いお肉から高いお肉の順に行なわれます。

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セリの表示内容
左上 枝肉の番号
左下 牛の種類 和牛/交雑/乳牛など 
   去勢とあるので雄ですね 
   ランク A4は高級品ですね 
   出荷された場所 青森、茨城、千葉、栃木を見ました 全国から来ます。
右上 重量 452.0キロ
右中 セリの状態がわかります。緑-欲しい人は一人 赤-欲しい人は二人 白-欲しい人は三人以上 セリの参加者はボタンを持っていて、ポケットの中から押して参加しています。
右中下 単価 キログラム当たりの金額です。452キロ×2000円=904000円!! 一頭当たり100万円をたくさん毎日買うわけですから、参加している方は資本体力のある会社ばかりということですね。BSE問題が起きた後でも高級和牛の値段は崩れなかったそうです。B-2〜4のボリュームゾーンがアメリカ産だったので、現在の国産牛はキロ500円位が700円位に上がったそうです。
左下 買受人 競り落とした人の番号
  
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良いお肉は中を切っても、脂肪がたくさんあるので切れたりしないそうです。安いお肉は脂肪の付きが悪いのでできません。セリが始まる前に、どれを買うか品定めをします。懐中電燈でみんな真剣に下見をするのです。写真のはいい霜降りですね。

6.冷蔵庫から出ます。長靴をタワシで擦ってから、タワシローラーの上でさらに洗います。

7.事務所に戻って白衣を外し、と畜解体のビデオを見せてもらいました。
セリの場面は見学ができるのですが、衛生管理の問題や人権問題のためにと畜解体の見学はできません。そのニーズに答える為にビデオを作成したそうです。流れ作業による鮮やかな職人技に脱帽です。いろんな道具を使って皮を剥がしたり、切ったりします。
この食肉市場で働いている人達は東京都職員なのですが、技術者が250人検査業務者が50人事務方が50人います。さらに業者の人達がいます。セリを落とす人、セリ落とした物を小分けにしたり運び出す人、内臓業者などです。
牛の解体には約50分
豚の解体には約25分
かかるそうです。

8.昼食後お肉の情報館を見ました。
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昔は青空ですが、今は施設の中にいます。のどかに見えつつ、うしろでビル建設していますね。

東京食肉市場のと畜される一日のキャパシティーは牛350頭 豚1400頭 ですが、牛は多い傾向にありますが豚は1000頭前後だそうです。4月からは豚のラインを一つ減らして牛のラインにしてニーズに合わせるそうです。(もちろん牛と豚のラインは分けますよ)
 
牛の生育には約30ヵ月、牛は一回に子供を産むのは一頭もしくはニ頭で、一年に一回出産します。牛は受精卵をメスに入れて誕生させます。

豚の生育には約6ヵ月、豚は半年に一回出産し子だくさんで一度に10匹産んだりします。 

などなど他にもあるのですが、興味のある方は行ってみてください。

9.豚のセリを見ておしまい。 
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 牛に比べるといまいち、活気がないです。豚の場合は3頭などまとめて総重量で行なわれたりします。だいたいキロ当たり500円位でセリ落とされます。


係の人がいろいろ説明してくれたので、大変分かりやすく勉強になりました。ありがとうございました。

安かったりして、ついつい外国産を買ったりしますが、食の安全性を考えた時には国内産が安心ですね。検査項目もたくさんあります。毎日毎日検査して、翌朝のセリまでに合否を出さないといけないのです。大変な仕事ですよね。

それから、ここは東京都で2番目に水道使用量の多い場所なんですって!汚水は血や脂などが混在していますので、一度施設内にある汚水処理である程度ろ過をして排水するのです。水道料金一日300万!!ですって。

においについて やはり施設の中は全体的にお肉やさんのにおいがします。気になるか気にならないかは個人差がありますが、私は平気でした。私は魚臭いのはちょっとダメかも。駅前の再開発が進んでオフィスビルになっているので、においについて言われる事もあるそうです。もちろん臭気には配慮していますが、生き物商売をしているわけだからゼロになることは難しいと思います。法律的にもこのような建物があるのを了解し、そのことでクレームを言わない、という契約書にサインをしてから新しい建築物件を立てるのですが、やはりあるそうです。そして、地価も高くなりにくいそうです。

お肉について考える事はたくさんありますね。その資料として、見学は大いに役に立ちました。野菜やお魚は市場見学ができるのに、お肉は開かれていないイメージがありますよね?今回はなぜなのかということも分かったし、働いている人は偉いなあと思いました。機械仕事が多いと言っても、肉体重労働ですものね。羊の毛を刈ったり、マグロの解体ショーをする人のように、陽の目を浴びていい職人技なんですけどね。

日本の人は世界で一番グルメだから、いろんな物を食べます。肉魚野菜など全ての物は生きているものです。食べ放題もいいですが、全ては生きものから命をいただきエネルギーにしている、という感覚を持って生活したいものです。

美味しく、残さず、いただきます♪

ということで、最後まで読んでくれてありがとうございます。m(_ _)mペコリ
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by richegg | 2005-03-18 16:17
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